色彩心理学とは、色彩が人間に及ぼす影響を心理学として捉えたものです。ネットで検索すると色彩心理学の定義がもっともらしく書かれていて、そのまま写し取ることに抵抗を覚えました。なのであえて先に定義らしい説明を載せたのですが、つまり、色彩が人間に「及ぼす」影響を「心理学」として「捉えた」ものです。このカッコ書きのところを私なりに置き換えました。
「及ぼす」とは、一方的に作用するイメージです。交感すると言いたい専門サイトが多数ですけれども、早計かと。及ぼされるのも錯覚ではないと否定できるだけの根拠が足り...
続きを読む≫ 2014/06/03 13:39:15 メイン
次に、「心理学」ですが。これはもう病院の精神科の先生方がはっきりと言っています。心理学なんてまやかしだと。まやかしの心理学に、たとえば抗うつ剤のまやかしを処方するという、病院の精神科はそういうことをやっているのです。正直に、よろず相談所だと言ってもいいわけです。言わなくてもいいですけど。ともかく心理学は信じるに値しません。占いの一種だと思って間違いないです。色彩心理学の説明にはフロイト/ユングの名前がよく出てきますけれども、精一杯譲歩してフロイトに三角付けても、ユングはオカルトさんですから、そん...
続きを読む≫ 2014/06/03 13:39:44 メイン
3つ目は「捉えた」ものです。〜学と主張したい心理学では、ここは「解明」という言葉を使いたいようです。解明とは分からなかったものを明らかにすることですが、先に書きましたように、心理学はまやかしで、占いと大差ないものですから、解明は適切ではないということになります。もっと柔らかく網を放って、捉えたくらいでいいのではないでしょうか。これでも確実に捕まえるくらいの強い言葉ですので、かなり譲歩しています。
とつらつらと書きましたけれども、一般的には、心理学は信用されているし、病院の精神科だって、それなりの...
続きを読む≫ 2014/06/03 13:40:09 メイン
それでは色彩心理学は信用できないのか、と言えば、占いを信じる程度には、信じています。じっさい色彩心理学は当たらずとも遠からずですので。
たとえば、マーク・コスタビ。彼の画は、彼が雇う大勢のスタッフたちによって大量生産されています。そのやり方は、彼が評価され、彼の画が売れに売れた 1980 年代から問題視されていました。というのもこれまでのアーティスト像とはかけ離れたものだったので、今後彼がどうなるのか注目されていたのです。アーティストとは、どこにもない何かをインスピレーションによって創造するもの...
続きを読む≫ 2014/06/03 13:40:32 メイン